SOLUTION
環境ソリューション
地球環境への負荷を低減するため、
省エネ効果に優れたシステムをご提案します。
日常使用するエネルギーを有効利用し効率を向上させるためのエコシステムを提案し、
低炭素化・エコ化を推進しています。
ご提案システム
乾燥脱臭装置 省エネ AGT三種の神器
印刷機対応乾燥脱臭装置の排熱回収システム
直接燃焼式乾燥脱臭装置
濃度変動及び風量変動の大きい生産設備での排ガス処理問題を解決
乾燥脱臭装置 省エネ AGT三種の神器
排熱再利用「HELSY」
脱臭装置の最終排気を乾燥炉の熱源に再利用することで、
ガス消費量の削減を図ります。
メカニズム
乾燥機へのフィードバック風量は、印刷条件に応じた
既存の排気風量制御にリンクさせることにより、
最適なバランス風量で自動可変します。
特にインキ量の多い印刷時(※)は、より多くのエネルギー削減が可能です。
(※脱臭運転状態:高濃度1モード)
特徴
炉内点検等メンテナンス性の確保
適正な風量制御(自動)
メーカー純正による安心のアフターサービス
効果
燃料消費量 約10%~20%削減
メカニズム図
排気ファンインバーター制御化
印刷条件に合わせた排気ファンの風量制御をインバーターにより行い、
電力の省エネを図ります。
モーターがフル回転する商用運転に比べ、
ファン軸受けに与える負荷も軽減できます。
ファンの特性から、インバーターで回転数(周波数)を制御すると
モーターの消費電力は回転数の削減割合の3乗に比例して減少し、
風量ダンパーによる制御に比べ大きな省エネが実現できます。
例えば、風量を1/2に制御した場合、ダンパーによる制御では
消費電力はほとんど減少しませんが、インバーター制御の場合、
消費電力は約1/8(1/2の3乗)となります。
特徴
ダンパー制御に比べ、細かな風量調整が可能
印刷準備時間(脱臭待機時)の省エネ効果が大きい
効果
装置総電力消費量 約10%~15%削減
効果図
低放射遮熱塗装
乾燥脱臭装置の壁面から放出される遠赤外線を減少させることに特化した
塗料を使用することで、従来の耐熱塗料と比較して極端に放射率を低く抑え、
熱輻射により装置の外部へ放出されるエネルギーを低減させます。
これにより、省エネルギーだけでなく作業環境の改善にも貢献できます。
効果
低放射遮熱塗装により、放射率を88%低減!
※従来の断熱塗料とは違い、厚塗りする必要ではなく、
表面に5〜15μm程度の塗膜を被覆するだけで効果を発揮します。
効果図
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印刷機対応乾燥脱臭装置の排熱回収システム
日本設備工業株式会社様の技術・施工で提供いたします。
乾燥脱臭装置からの排ガス(250~400℃)はそのまま大気に放出されています。
排熱回収システムは、その高温排気ガスを排ガス投入型吸収式冷凍機で熱回収して冷水を作り、
印刷機の冷却として冷水を供給するものです。
大幅な電力削減・CO2削減を実現するとともに自然冷媒を使用し、
脱フロン化に成功、地球にやさしい理想的なシステムです。
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★NEDO 平成21年度地域地球温暖化防止支援事業採択
★日刊工業新聞社 第13回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞 審査委員会特別賞受賞
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直接燃焼式乾燥脱臭装置
直接燃焼式の脱臭装置バーナーの熱源を、乾燥機の熱源として再利用します。
燃焼効率向上及び設備・消費電力量低減によりCO2削減に貢献しています。
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★DDXシリーズは、納入先の都道府県・指定都市が募集する
「地域グリーンニューディール基金民間事業者等省エネ化改修モデル事業」として採用されました。
【2010年度香川県】
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濃度変動及び風量変動の大きい生産設備での排ガス処理問題を解決
三好化成工業株式会社 2007年納入排ガス処理設備を設計する場合、排出される排ガスの最大風量と最大濃度にて設備の最大処理能力が決定されます。そのため風量が少なくなったり、濃度が低くなると最大処理能力に合わせた固定パラメーターでの運転では大きなエネルギーロスとなります。これを解決するために生産工程に合わせた運転を可能とするモード変更機能の付加を提案し採用され、大幅な省エネを実現されました。
エネルギー削減効果
設計点での運転電力
195,634 kWh
上記機能による運転電力
34,080 kWh
削減効果
161,554 kWh
削減率
82.6%
脱臭効率
99.9%以上
排ガス処理設備仕様
最大処理風量
11 Nm³/min
最小処理風量
2 Nm³/min
最大アクリル酸濃度
17,100 ppm
★三好化成工業株式会社様は本件を含む様々な省エネ取り組みが認められ、「平成20年度エネルギー管理優良工場 資源エネルギー庁長官表彰」を受賞しました。
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